テテのアトリエ 掲示板の過去ログです (2006年1月1日 ~ 2006年6月30日)。
漣さんの書き込みに返信しようとしましたが、返信数が限界に達したので、こちらに書きました。
ヴァージョンをあげるには、どのファイルを上書きすれば良いのでしょうか? たとえば、1.5.01→1.5.03という風にです。
自分の場合、私的Firefoxのアップデートがマイナーバージョンアップにとどまる場合は、基本的に7-Zipを解凍して作成されたフォルダ内の全ファイル・サブフォルダをコピーして、前のバージョンのFirefoxがインストールされているフォルダへ上書き貼り付けしています。
しかし、この方法では、何らかの不具合が起きるかもしれません。慎重を期すなら、「Firefoxまとめサイト: バージョンアップガイド」の「手動バージョンアップ」の項で紹介されている方法をお勧めします。
とりあえず、G6 MMX 実験版 (6.22MB)だけを作り直しました。先日の実験版にあった不具合を修正したつもりですが、大丈夫でしょうか。
なお現在、残り5個の実験版もビルド中です。それでは、しばしパソコンの前から消えますので…。|彡サッ
Firefox 1.5.0.3 私的実験版ビルドを、ひっそりとサーバへ置きました。先日の不具合を修正したつもりですが、果たして…。
1つの「7-Zip自己解凍書庫」を2つのプログラムに分割しています。ダウンロードした2つのプログラムを同じフォルダに置いて、どちらかを実行すると、ファイルが結合します。
ご報告ありがとうございます。
まだ構想を練っている段階ですが、文字幅テーブルを利用したビルドも試作してみました。うちの環境(Athlon XP 2500+)では、体感速度が向上したようです。
上記のビルドは、1個のワイド文字フォントが作成される毎に、文字幅テーブルのメモリ領域(256KB)を確保します。フォントがたくさん作成される状況では、メモリ消費量が増えるのでご注意ください。特に、Ctrl+ホイールでフォントサイズを変えたりすると、爆発的にメモリを喰います。
ビルドを日本向けにするならば、文字幅テーブルを英数字やひらがな・カタカナ等に限定すれば、メモリの消費量を大幅に抑えることができますが…。もっと試行錯誤する必要がありますね。
自己結合プログラムが完成したようなので、Firefox 1.5.0.1 私的ビルド (正式版の予定) をひっそりと置いてみました。7-Zip自己解凍書庫を、2つのプログラムに分割しています。
ダウンロードした2つのプログラムを同じフォルダに置いて、どちらかを実行するとファイルが結合されます。手元のWindows 98・2000で試したところでは、正常に結合が行われましたが、大丈夫でしょうか。
Mino_Tientoさん、こんにちは。
SC-88のマニュアルによると、システム エクスクルーシブ メッセージ (Sysex) の「システムモードセットMODE-1 (シングルモジュールモード)」を送信した直後ならば、「EQ HIGH GAIN」を調節すれば良いようです。
EQ HIGH GAINの初期値は、16進数表記で40h (10進数では64) です。よってSysexは、16進数表記で下記のようになります。強調した部分の左側の数値 (ここでは40h) がEQ HIGH GAINの値を表し、その右隣の数値 (ここでは7Bh) がチェックサムです。
F0h 41h 10h 42h 12h 40h 02h 03h 40h 7Bh F7h
指定可能なEQ HIGH GAIN値は-12db~0~+12dbなので、Sysexでは16進数表記で34h~40h (初期値)~4Chを指定します。EQ HIGH GAINに指定した値によって、チェックサム値も変化します。
チェックサムの計算方法は、送りたいSysexのアドレスがaa bb cc、データまたはサイズがdd ee ffとすると、以下のようになります。
(aa + bb + cc + dd + ee + ff) / 128 = (商) ... (余り)
128 - (余り) = (チェックサム値)
例えばさっきの例では、アドレスは40h 02h 03h、データは40hなので、以下のようになります。
(40h + 02h + 03h + 40h) / 80h = (64 + 2 + 3 + 64) / 128 = 133 / 128 = 1 (商) ... 5 (余り)
128 - 5 (余り) = 123 = 7Bh (チェックサム値)
なお、SC-88のEQは、シングルモジュールモード(MODE-1)の時しか利用できないので、ご注意ください。
英語版MozillaZineフォーラムに、VC++ 2005のコンパイラでビルドしたFirefox 1.5 私的ビルドよりも、VC++ 2003でビルドしたものの方が、起動も動作も速いという内容の書き込みがありました。その方のマシンは、Windows XP SP1、Pentium III 1Ghz、マザーボードは440BXだそうです。
現在公開中のVC++ 2005のコンパイラでビルドしたFirefox 1.5 私的ビルドのソースは、最近まで公開していたFirefox 1.5 G7・G6ビルドのソースとほとんど同じです。唯一の違いはmmoy氏のパッチを当てたことだけですが、これが動作速度に悪影響を与えるとは思えません。また私が最近、CRTソースに加えた変更は、VC++ 2005のコンパイラでビルドに成功し、そのDLLが正常に動作できるようにするための最低限のもので、動作速度に悪影響を与えることはありません。
以上から、彼の言っていることが正しいならば、VC++ 2005のコンパイラがVC++ 2003のコンパイラに比べ、動作の遅いバイナリを生成したということになると思います。みなさんは、どのように感じられたでしょうか。
naouさん、あーるさん、yukichiさん、こんばんは。動作状況のご報告、ありがとうございました。不具合が発生せずに起動したそうで、安心しました。これで、VC++ 2005で私的ビルドを作っていけそうな見通しが立ちました。
PGOは、VC++ 2005 Professional以上でないと使えないのは残念ですが、Expressのヘルプによると、VC++ 2005のコンパイラは、以前よりも最適化が改良されているそうです。ということで、これからはVC++ 2005 Expressのコンパイラ等を使って私的ビルドを作りたいと思います。
プログラム全体の最適化 (リンク時のコード生成)、および /O1 と /O2 による最適化が改良されました。通常、これらのオプションのいずれかを指定してコンパイルしたアプリケーションの処理速度は、以前のコンパイラでコンパイルした同じアプリケーションよりも速くなります。